カワサキ・650-W1のスポーク張り替え

カワサキ・650-W1

カワサキ・650-W1は1966年(昭和41年)に発表された、624ccの当時としては大排気量のバイクです。1998年にはW650という、外観・名前ともにW1を彷彿とさせるモデルを発表していることからも人気機種であることがうかがえます。

 

スポークの張り替え

最近のホイールはキャストホイールが主流になり、スポークホイールは旧車と呼ばれる車種やアメリカンなど以前と比べると数が少なくなり、スポークの張り替えを行うお店も少なくなりました。

今回行った650-W1のスポーク張り替え作業もなかなか珍しいのではないかということで、写真付きでブログを書きました。

下の写真は、フロントタイヤを取り外した状態です。

今回のホイールは内外で40本のスポークが使われています。内側と外側では角度が異なっていて、使われているスポークも別物で、内側は角度が浅く、外側は角度がきつくなっています。

張り替えの手順としては、5本飛びでスポークとスポークが綾になるように刺していきます。

すべてのスポークを張った後に、芯を出すためにホイールを空回しさせると、ホイールの左右への振れが出るので、スポークをひっぱって調整していきます。張りが均等になると振れがおさまり、張り替え作業完了です。

開始から約1時間の作業でした。

 

次回のブログ

当店になかなか珍しい車での来店があり、写真を撮りましたので、次回のブログで紹介したいと思います。