トヨタ・セリカGTVを納車しました

先日、トヨタ・セリカGTVを納車しました。「ダルマセリカ」の愛称で親しまれた、1975年製造のモデルです。

エンジンは1600ccのものが1750ccにボアアップされています。当時はこれを言葉遊びで「イナゴマル」と呼ぶことが多く、「ダルマセリカ」や「イナゴマル」という響きに懐かしさを覚える方も多いかもしれません。

納車前の段階ではエンジンがかからない状態でした。調べてみると、ヒューズブルリンクに原因があるようでした。ヒューズブルリンクという部品は最近の車にはあまり使われていませんが、バッテリー近くにあるパーツで、規定以上の電流が流れた際に溶断することで発火や火災を防ぐ役割をするヒューズのようなものです。ヒュージブルリンクの端子を付け直してエンジンがかかるような状態に修理し、納車となりました。

発売から半世紀近く経つトヨタ・セリカ。車が好きなお客様に長く乗っていただきたい、日本の名車です。