連日暑さが厳しく、全国各地で35度以上の「猛暑日」が続いています。エアコンなしでの運転は厳しい中、どうも車内が冷えないということはないでしょうか?
エアコンをつけても車内が冷えない理由
エアコンをつけても車内が涼しくならない原因の一つに、エアコンガス(冷媒)が切れているということが挙げられます。このガスが減っていたり切れていたりすると、冷却能力が低下してしまいます。
エアコンのガスは、特に故障がない状態でもすこしづつ抜けてしまうものなので、ガスの量が十分でない場合は補充する必要があります。よくガソリンスタンドなどで「エアコンのガス点検」と書いてありますが、これは量が減っていないかを確認し、足りなければ補充するということです。
適切に補充しないと故障の原因にも!
ガスが足りない際には、適切な量を、適切な方法で補充する必要がありますが、必要以上にガスを入れてしまっているケースを見かけることがあります。ガスの入れすぎはコンプレッサーというエアコンにとって非常に大切なパーツに過度な圧力がかかり、故障の原因にもなります。
また、配管内に空気や水が入り込んでいる場合には、【真空抜き】という作業を行って、空気や水を取り除く必要があります。しかし、この作業を行わずにガスの補充をしているケースも見られますので、注意が必要です。
このように、ガスの補充も専門知識があるカーショップで行わないと効果がなかったり、パーツを破損させてしまう場合がありますので、エアコン周りでトラブルがある場合は、一度当店にご相談いただければと思います。