スズキ・ジムニーのエンジン積み替え

エンジンに不具合があったスズキ・ジムニーのエンジン積み替えを行いました。不具合の箇所は3番バルブで、圧縮が正常に行われなくなっていました。修理対象のジムニーは平成17年のモデルで、これに平成18年式のジムニーのエンジンを積み替えたのですが、年式が1年違うだけでも構造が違っているところが多く、積み替えになかなか苦労しました。

こちらの写真が、17年式のジムニーからエンジンを外したところです。

下の写真の車からエンジンを取り外し、積み替えをおこないました。
ちなみに奥の車は、昭和51年のセリカ・GTSです。

 

具体的には、18年式のジムニーではクランクプーリーのエアコンベルトにリブベルトが採用されており、このままでは17年式のVベルトが使われているものには合わないため、クランクプーリーを交換し対応しました。

その他にも、エキゾーストマニホールド、タービン、噴射ノズルなど、多くの部分で構造が変わっている箇所があり17年式のものから移植することで積み替えができました。