2人乗りのおしゃれなコンパクトカー、smart(スマート)のヘッドカバー交換を行いました。
ヘッドカバーはエンジン上部に付いているパーツで、エンジンとの間にゴム製のパッキンが挟まれるように取り付けられています。このパッキンが劣化してくるとそこからオイルが漏れてくることがあるのですが、今回修理したsmartも経年劣化によりオイルが漏れてきていたのでヘッドカバーの交換修理を行いました。
車種によってはパッキンだけの交換ができるのですが、smartに関してはパッキンだけ購入することができないため、ヘッドカバー一式を交換する必要がありました。
ヘッドカバーの交換前にサージタンクから延びるインテークマニホールドを取り外さなければいけませんが、これにはエンジンの半下ろしが必要です。
軽自動車では珍しい、3気筒6プラグです。
下の写真はエンジンの半下ろしの様子と、エンジン内部のカムシャフトの様子です。
その後イグニッションコイルを固定するのですが、新しいヘッドカバーのほうになぜかメスねじが切られていません。。。そこでタップ(ねじ切り)を立てて6×1.25のねじ穴を切り、イグニッションコイルを止めて無事に修理完了となりました。