ステップワゴンのメーターパネル基盤修理

ホンダ・ステップワゴンのスピードメーターが表示されなくなったというトラブルでの持ち込みがありました。

エンジンをかけた状態で左のメーターは表示されていますが、右のスピードメーターとタコメーターが全く表示されていません。

まずはメーターパネルを取り外して状態の確認です。

 

そこでメーターパネルと裏の基盤を外して確認したところ、基盤の一部が破損した状態でした。

下の写真の、ドライバーの先端で指しているところが本来接触していなければいけないのですが、破損しています。

 

 

修理には基盤をそっくり交換する必要がありますが、パーツだけで数万円はしてしまうので今回は半田ごてを使用しての修理を行いました。

不要な箇所と接触すると誤作動や故障の原因になりますので、慎重に半田付けを行います。

下の写真のえんぴつの先のところが半田付けを行った箇所です。基盤のピッチが非常に狭いため、かなり細かい作業になりました。

再度車に基盤とパネルを取り付け、動作確認です。

スピードメーターが正しく表示されました!

今回のような不具合は同車種で多いようですので、同じような症状でお困りの際は当店までご相談いただければと思います。